2014年6月16日月曜日

身体は何からできている?

どうも、スタッフKです。

みなさん、自分の身体って何からできているか、知っていますか?肉?水?それとも愛?どれも正解ですが(愛は議論の余地あり)、不正確な答ですね。
人間の身体というのは、実は約60兆個もの細胞から構成されているのです!さらに、その細胞をさらに細かくしていくと最終的には素粒子にはい、なんかみなさんの舌打ちが聞こえてくるのでここらへんで止めます。

自分の身体を考えるとき、どうしても腕、肩、腰などと考えてしまいがちです(別にそれがいけないわけではないのですが)。しかし、腕を細かくしていくと手の平があり、親指があり、爪があり、それはすべて細胞であり、それを更に細かくすると素粒子となるのです。その細胞や素粒子の粒を一つ一つ意識することで、人の感覚は研ぎ澄まされるのではないでしょうか?
ということで、稽古中にみんなで架空のうどんをこねてみました。実際これ、やってみると意外と楽しいのですが、普段足の裏としてしか意識していないものを、どうにかこうにか分解しなければならないので、なかなか難しいのです。役者さんもおいしいうどんを作ろうと切磋琢磨していました。「こしのあるうどん」ができた方や「ピザ生地」っぽくなった方など、足の裏の使い方にも人それぞれあるのですね。

さらに、前回の稽古では、鳥公園の『緑子の部屋』にも出演していた武井翔子さんをお招きして歌のレッスンを行いました。歌手・俳優として活躍している武井さんによると、「オペラを歌うにはイタリア人に、ロックを歌うにはなにかしらアメリカ人にならなければいけない」そうです。それをやって初めて、「外国人になれた自分」と「どうしてもなれない自分」が明らかになってくるのです。ということで、とりあえず身体から真似してみることがポイントとなるようなのですが、見よう見まねでやれば上手くいくわけではありません。重要なのは、「身体を細かく割っていく」ことなのだそうです。

「身体を細かくしていく」というのが、『8 -エイト-』では重要な要素となっているのです。それが、どう劇中に生かされているのか、是非劇場でお確かめください。


チケット絶賛発売中です!https://ticket.corich.jp/apply/55498/

0 件のコメント:

コメントを投稿